霊視で現実世界をカウンセリングして解決いたします。
霊能・スピリチュアルだけのアドバイスだけではなく、人が日々生きている現実世界との調和が必要だと思っています。
そのため、法律資格や現実世界の学びも生かした、総合的なカウンセリングとコンサルティングをしています。

傲慢 未熟 孤独

自分の落ち度を指摘されると、その場逃れの嘘をずっと続けている人間がいる。
あっちでも嘘、こっちでも嘘と。
しかも、自分は悪くないかのように。

さらに、人が困っているときにはメールや電話は一切せず、自分が困ったときだけ、時間構わずにメールしてくる人間がいる。

誉められると全て自分の手柄にして、苦情は人のせいにする。

情けない限りである。

こういう人に限って、自分が上に立つべき人間だと、人を見下し、悪口しか言わない。

まさに、不毛だと思う。

たしかに、人間は誰しも欠点がある。
しかし、全てにおいてオールマイティーかのような態度をとる人間には、誰もついて来ないだろう。

好き勝手やって、クレームが来ると「僕は勉強が忙しいから」と勉強をしている自分は偉いと、上から発言して、人に責任を転嫁する人間は、残念ながら、社会常識が欠けている。

このような人間は、いくら婚カツパーティーに行こうが、すぐに化けの皮が剥がれる。

相手の女性は馬鹿ではないのだ。
本人は、相手の女性を見下した発言をしているが。

自分を知るためには辛くとも、等身大の自分を直視せねばならない。
良い部分もあれば、様々な嫌な部分もあろう。
そこから、虚を張るのではなく、一歩一歩踏みしめて進んでいくしかない。

等身大の自分を見ようとせず、僕は偉いからと自分で勝手に判断するのは、構わないし、個人の自由だ。

ただ、それを人に押しつけ、認めさせようとすることは違う。

謙虚さを忘れた人間に向上はない。
傲慢な人間に人はついて来ない。

日々は、新たな日々であり、新しいことが起こっている。
それを素直に受け止め、自分の無知を知ること。
無知は恥ずかしいことではない。
伸びしろとなるものだから。
無知を認めず、知ったかぶりをして、嘘をつく。
これは、自らの向上のチャンスを捨てている人間である。

高野悦子さんの「二十歳の原点」の 未熟であること、孤独であること。
そんな思いを、僕はたまたま、二十歳に「二十歳の原点」を呼んで以来、持っている。

高野さんと違うのは、未熟だからこそ、完成を目指せる。
孤独だからこそ、人は人を求めあう。
そして、傷付き、傷つけ、友情や恋が生まれると僕はポジティブに考えているところ。

同じ事象でも、解釈によって、答えは変わる。

様々な解釈を知るために、人は、時に嫌な思いをしたりしながら、学んでいる。

傲慢は、学びを放棄した人間である。

たしか、詩人の谷川さんが、
「万有引力とは互いに引き合う孤独である」
と書いていた。

傲慢な人間は、無理やり人を従わせたり、引っ張ろうとするが、一生 孤独 のままであろう。
傲慢な人間こそ、孤独を一番恐れているにも関わらず。
傲慢ゆえに、孤独を心の内に秘めることが出来ないのだと思う。