霊的修行について
はっきり言います。
パワースポットやお寺で生活することが修行ではありません。
修行とは日々の生活であると私は思います。
日々をいかに悩み、考え過ごしていくこと。
これこそが人生における修行だと思います。
また、お経自体には力はありません。
お経にこめる人々の思いに力があるのです。
だから、お坊さんが偉いわけでもないのです。
一般人が駄目ということもないのです。
また、霊能力を欲しがる方がいらっしゃいますが、
霊的能力が必要なら、必要なときに出てきます。
霊能力を上げる方法もあります。
それは、霊能力を上げたい人に、眷属(けんぞく)霊をわざとつけるのです。
そうすることで、霊能力を上げたい人の力が5だとして、霊の力3がつくことで、8になり霊能力がアップするのです。
このような方法で霊能力を上げることをなさる霊能者を、
見たことも聞いたこともあります。
私自身、霊能力を上げたい人に眷属霊をつけることはできます。
しかし、私はそのような霊の使い方は間違っていると思います。
霊をつけられた人は、自分の能力がアップしたことで、もっと霊能力をあげたいと思います。
その欲が下級霊を呼び寄せてしまうのです。
また自分の能力に対し、つけられた霊の比率によっては、
自分の身体を乗っ取られてしまうのです。
私自身、身体を乗っ取られた方のご両親から霊の浄化を、依頼されたことがあります。
霊に身体を乗っ取られた方は特定の物しか食べなかったり、目がおかしく、挙動不審になります。
私はそのような危険をおかしてまで、霊能力を上げる必要はないと思うのです。
視えなければ、視えないと素直に言うのも勇気だと思うからです。
出来ないことを無理やりしようとすることが、霊に関しては間違っていると考えています。
周りの期待にこたえようとすることも大事ですが、そのために身体を乗っ取られてしまうことは、霊能者として本末転倒だと考えます。