「好きな人がいます。でもパートナーがいます。その憎い人(パートナー)を、丑の刻詣りで殺せるのか?」
と質問されたことがあります。
私は
「無理だと思います」
とお答えいたします。
誰にもみられることなく、白装束で1週間、丑の刻(深夜2時前後)に神社や神木に藁人形を打つなんて無理です。
1回、藁人形があったら、神社も警戒しますから。
呪術的には、憎い人をヒトガタの板や紙に書いて釘を打ったり、燃やすというのは、奈良時代からすでに存在しています。
また、一部の方々が、呪術を継承されて、続けておられるのも事実です。
しかし、人を憎むというのは、凄く力を使います。
また、憎み続けていくなら、凄い力がないと続かないでしょう。
私、個人としては、そこまでの力を費やす、費やせるなら、別のことをした方が良いのではないかと思っております。
その力を自分に使い、自分を磨き、向上するなどです。
もし仮に、相手を呪術で葬り去っても、望む人が御自身を選ぶ保障はありません。
また、葬り去った相手が取り付くという考え方にも欠けているのではないでしょうか?
自分を選び続けてもらいためにも、自分を磨き続けていくことが大切だと思います。
その結果、回りにも良い影響を与え、もっと素敵な方に出会える可能性が生まれます。
執着と愛情は、違います。
もっと、自分を大切にして欲しいと思います。