イザナミが、黄泉の国から戻り、
禊をした際に、
貴き三柱の神が生まれます。
天照大御神、月夜見、月読、スサノオ
です。
天照大御神は、太陽を司る神です。
月夜見、月読は、月を司る神です。
スサノオは、ワタツミを司る神です。
ワタツミとは?
海のことです。
太陽、月、海、
前2つの関係はわかりますが、
何故、海?
一つには、
古代日本が海洋国家であったこともあります。
しかし、
私が直接、神から聞いている話しは少し違います。
天照大御神は元々、男性神です。
さらに、
月読、月夜見と、スサノオは同一神と聞いています。
スサノオは、根の堅洲国に行く前、
根の堅洲国に着いたとき、
黄泉に着いたことから、
ツクヨミ、ツキヨミとされ、
月=生死を司る神とされました。
そのため、
人々は、
神の名を乱りに口にすると、
生死に関わると考えて、
ツキヨミ、ツクヨミ、スサノオと別けたのでした。
さらに、
ツクヨミ、ツキヨミが暴走しないように、
月夜見尊、月読尊と別けました。
月夜見は、命にかかわります。
月読は、幸運に関わります。
ツキがあると、現代でも使われています。
スサノオは、さらに、
大国主大神と分けられました。
スサノオは暴走するからです。
荒ぶる神だからです。
そして、
暴走を諌める、
大国主大神の神とに分けられました。
これが、
私の知る、
神々の系譜でもあります。