大切に思う気持ちは、ひとつ間違えると執着を生みます。
お金を大切に、
子供を大切に、
恋人を大切に
様々な大切に、
があります。
大切にが
度を越えるとは、
相手の気持ちや
まわりへの配慮を忘れることです。
自分のお金のためになら、何をやってもかまわない。
子供の意見は未熟だから、私が配慮しないと…。
恋人が大丈夫がわからないから、常に監視するなど。
大切にするという社会内での行動から、
自分を中心にした過度な行動に変わるのです。
しかし、
執着は、
常に、
不安
を生みだします。
これで大丈夫だろうか?
と、
常に不安になるのです。
そして、
自分の執着により、
他の人々を傷付けてしまいます。
お釈迦様は、執着が不安を生むとおっしゃっています。
執着は常に不安をうみ、更に不安を呼びます。
自分の特性や欲望を直視して、
(それは辛いことですが)
執着にとらわれていないかを
考えてみるのも大切だと思います。