とあるお店で食事をしました。
お店の入口の横に棚がありました。
テーブルへと案内されたのですが、そのテーブルは、棚の横でした。
うーん、霊がこっちを視ている。
はい、睨んでもいる。
何でアンティークでもない棚なのに、霊がついているのかな?
しかも、お客さん全員を睨みつけている。
このお店は流行らないだろうなぁー。
外から入り辛いからなぁー。
予約でない限り、人はあまり来ないわなぁーと、思っていました。
常連さんが、お店に入って来ました。
常連さんが、店主さんにお土産を渡したとき、店主さんは棚にお土産を入れました。
そして、棚から常連さんのお酒を出したときに、
あっ、この霊はこの店の常連で、残したボトルに執着してるのが原因だな、と。
だから、自分のお酒を取られると怒っているんだ。
まだ、死んだことに気づいていない霊だな。
こういうお店だと、料理のウデがいくら良くても流行らないわなぁ。
霊がお客が入るのを邪魔するし、お店での居心地も悪くするしなぁ。
店内でも、店員同士揉め事も多いのは、そこだな。
お店によっては、
「霊をつけてください」
と言われることもあります。
それは、
水商売のお店です。
水商売のお店では、
酔っぱらいの霊は、お客様を呼ぶと信じられていることがあるのです。
私は否定的ですが…。
話しは戻って、
このお店が流行らないのは入口の棚のお酒のせいでした。
こういう場合、お酒の場所をもっと店の奥に置くか、
霊そのものに去って頂くかが、解決策になります。