今回で、わかったことが一つありました。
それは、この世で一番力が強いがゆえに、4つに分けられた神様がいることです。
さらに、古代人は、言葉に魂が宿ると考えました。
だからこそ、古代人はこの神を畏れ、月夜見、月読尊と書きわけて、徹底的に力も分けようと考えたのです。
太陽神が一番と、古代人は考えていたのではなく、夜の世界こそが世を支配すると考えていたのです。
だからこそ、日本人は太陽暦ではなく、太陰暦を用いてきました。
そして、月の満ち欠けに気を配っていたのです。
太陽神を一番にするために、力が一番強い月の神を4つに分け、言葉も書きわけて、力を奪ったのでした。
それが、今回、初めて知らされたのです。
伊勢を参る際には、内宮・外宮・月夜見宮・月読宮を参らねば意味がないのです。