人を好きになるのに、理屈はいらない。
打算の恋愛はいつか破綻する。
打算の条件がなくなったときに終わる。
人を好きになると、切なくなる。
自分と相手の距離や時間を感じて。
好きになった理由なんてわからない。
一緒にいた空間、雰囲気、仕草、声、表情。
体系化できたら、恋愛は成立しなくなるだろう。
出逢いは必然だが、恋愛は偶然。
人は偶然を恐れて、いたずらに答えを探す。
しかし、簡単に答えなどない。
それを受け止めて生きるのも人生だから。
人が人を好きになるのは、引き合う孤独かもしれない。
人が人を好きになるのは、引き合う孤高かもしれない。
どんな恋愛であれ、自分を成長させる。
辛いということは、自分にないチャンネルを創ることに繋がる。
恋愛は楽しくもあり、切なくもある。
楽しみだけを求めるのは、自己主張だろう。
ときに、相手を受け止める自己を抑圧することも必要になる。
友人が言っていた。
街を歩いていて、ふとフレグランスが流れてきた。
高校時代の彼女のフレグランスと同じだと。
恋愛はタイムトラベルを可能にする。
過去にとどまるか、未來へと希望を抱くか。
現実を受け止め、見つめるか。
恋愛が成功して、喜び勇むのもいい。
恋愛が失敗して、涙するのもいい。
恋愛は、自分と直面する。
外見、内面と。
どこに魅力があるか?
外見か、内面か。
恋愛に失敗しても、自分の魅力を淡々と鍛え上げていくしかないと、僕は思う。
恋愛は偶然。
時期が悪かったのかもしれない。
また、出逢いがあるのなら、前と違う自分をみせればいい。
そして、その結果がどうなるかは、偶然でしかない。
霊能力者が出来ることは、必然の出逢いを増やすこと。
出逢いを増やしても、本人にその気がなければ、出逢いは流れていく。
小さな出逢いが、大きな恋愛に繋がることもあるのに。
霊能力者は出逢いを増やせるが、恋愛は増やせない。