神様は、時に人を試します。
ある人に、わざとお金を降らせたり、よい時期を与えて、その人間を試すのです。
そして、その人がどうするか、で判断なさいます。
私は、そのことをよく
「早く餌を食べる豚は、早く出荷される」
と述べています。
与えて頂いた幸運を、当たり前のように考え、感謝もせず、自分の欲望を満たすことだけに使うと、しっかり回収されます。
例えると、神様は一時的にお金や幸運を与えて、二階までの梯子を与えて昇らせます。
そこで、自分のことしか考えていない人は、梯子を外されるのです。
お金も幸運も当たり前と思っている人は、神様に試される前の生活には戻せません。
お金を使わない生活や幸運がない生活に耐えられないのです。
身の丈をあわせられないのです。
逆に、お金や幸運を周りの方にも分けた方には、梯子を外されることはありません。
知人の食事をおごったり、仲間にお土産をかってきたり、ご先祖を大切にご供養するなどです。
お金や幸運もある方がいるではないか！と批判されるかもしれません。
そんな方は、周りには見えない努力をなさっていたりします。
松下幸之助氏は伊勢神宮に多大な寄付をしていました。
また、梯子を外されるのが、「時間差」を持って現れることもあります。
自分の子孫や、自分が生まれ変わったときにツケを払わされるのです。
その際は、悲しいかな、自力ではどうしようもない形を強制的にとらされるのです。
お金や幸運を欲しがることは、悪いことではありません。
しかし、お金や幸運を使うときに、その人の人格が、悲しいかな、出てしまうのです。
私は何をしているかといえば、寄付やご先祖供養に使ったり、家族や皆さんの幸せを祈っています。
自分のことは祈っていません。
そうしてバランスをとっています。