オーダーメイド鑑定事務所 占い事務所ではなく

昔、お世話になった鑑定事務所が潰れていました。

所属されていた霊能者さんも、皆さん、個人で活動されておられるようです。

ある方は、僕が入った当時凄くて、いつもすぐに満了でした。

独立された当時は鑑定料金も10万円位したと思うのですが、非常に安い値段になっていました。

代わりに物販に、お力を入れておられるのかなぁーと思いました。

私は、物販をすることが嫌で、お世話になった鑑定事務所を辞めました。

独立して、今の鑑定事務所を立ち上げた当初は、ご要望が多く、御守りや、パワーストーンの様なものも、考えました。

私の御守りは、奄美大島で習った方法です。

すり鉢に、お米、塩をいれ、焼酎をかけ、よくかき混ぜ、火をつけ、握りとるのです。

お米は、大地、塩は、海の恵みを表すのです。

火傷なさる方もいるそうですが、私は、幸い火傷したことはありません。

その御守りを、私流につくるなら、大事に育てあげられたお米や、海から作られる塩、そして焼酎などセレクトしていたら、手に入り難いものでした。

また、パワーストーンは、よく鑑定に持ち込まれる方がおられますが、大抵クズ石です。

力を入れて耐えられる石は超高級です。

そこに力をいれ、霊能力がある私の母親が一つ一つ紡いでいくと膨大な値段と力を使います。

また、私共の鑑定事務所の所員からも、

「うちは、物販屋さんじゃないんだから。

もっとやるべきことがあるはず」

と言われました。

私は何度も言ってきましたが、

「占いはしません」

タロットや仙術、陰陽道など、もちろん、知っています。

しかし、占いはあくまでも統計学？だと思います。

笑えない話ですが、

うちの両親は、占いでは、最低の相性です。

牡牛座・B型の母親と、蠍座・A型の父親は。

どこでも、離婚する占い師に言われましたが、

むちゃくちゃ仲が良かったです。

父親は会社の事故で身体障害者で脊椎を痛めていました。

父親が21才の時だと思います。

母親は、良家だったので、周りの反対は凄かったようです。

母親は、自分は中卒と言っていましたが、実は短大を出ていたのを、ほんの最近知りました。

父親の高校中退にあわせていたのです。

また、可愛いかったらしく(今はみる影もない)、沢山、縁談を申し込みされていたのに、

当時、差別的に扱われていた身体障害者である父親を選んだのです。

父親は脊椎を損傷しているため、

両親が、どの宗教や、占い師、霊能者に聞きに出かけても、子供は産まれないと言われたそうです。

実際は、私と弟がうまれましたが…。

話は、それましたが、

私は占いと言う統計学ではなく、クライアントだけのカウンセラーでいたいのです。

だから、宗教も関係ありません。

何宗でも、ご自身が幸せになるなら、それが一番だと思っています。

これは、私の鑑定事務所全員の共通の考えです。

鑑定に訪れられた方々の幸せになるカウンセリングをしようと。

鑑定事務所全員が常に勉強しています。

私に対する批判があれば躊躇なく言ってきますし(手加減なし、数時間でも。)、アドバイスしてくれます。

鑑定事務所全員が、クライアントの立場に立ち、私の見落としているものを教えてくれます。

私は、以前、ある人から

「うち(その人のお店)は薄利多売だから、偉い」

と、言われたことがあります。

私は、正直に言うと薄利多売が偉いとは思いません。

お店で働く人間、お客様が偉いのだと思います。

また、命に重さはないと考えています。

人間が一番偉いとは思っていません。

もしかしたら、来世は虫かもしれません。

お米かもしれません。

お米も命があり、刈り取られて、命を失うのです。

高い、安い、重い、軽い、は、

あくまで、人間の尺度です。

人間が一番上だと、傲ってはいけないと思います。

私の鑑定や供養はあくまでも、皆さんにより成り立っているだけです。

私が、皆様を救うなど、大それたことは出来ません。

また、発言しません。

私は彫刻が出来ませんから、仏像などほることもできません。

出来ないことだからけの人間なのです。

だから、向上したいのです。

鑑定や供養、祈願、祈祷などでも、

私は、

「今の生活が成り立たないなら、すべきではない。

寄付をしたら、倍になって返ってくるなどない。
私の供養、祈願、祈祷もいつ叶うかは、わからない。今かもしれないし、子供の代かもしれない。」

そう、はっきりと述べています。

「今すぐお金を！このモノを買ったら！借金してでも！ローンを組みましょう！」

など、インチキ！

インチキの霊感商法です。

私共の事務所全員がもっとも嫌うやり方です。

変に霊能力がある方々は、

それを商売にすると、辞めれなくなるのです。

そして、霊能力が無くなっても、その商売必死にしがみつくのです。

私達の事務所は違います。

私が霊能力がなくなれば、さっさと事務所をたたみます。

私自身、未だに、家庭教師、予備校、塾などから、お声をいただいています。

そちらに移るか、全く違う仕事をします。

事務所の所員達も、みな別の才能があります。

だから、事務所全員、いつでも事務所をたたむ覚悟があります。

だからこそ、執着をせずに、働き、

皆様の幸せを願えるのです。

また、いかがわしいものに手をださない、勧めないのです。