霊視で現実世界をカウンセリングして解決いたします。
霊能・スピリチュアルだけのアドバイスだけではなく、人が日々生きている現実世界との調和が必要だと思っています。
そのため、法律資格や現実世界の学びも生かした、総合的なカウンセリングとコンサルティングをしています。

貴船神社 ラスト 神々とは 神々の痕跡

さて、本来のお宮をご案内致します。

皆さんが詣りませんが、この小さなお社が、実は貴船神社の荒霊です。
神様は、幸魂・和魂・奇魂・荒魂ともっています。
荒魂は、その名前の通り、神様の荒ぶる魂。
実は、個人の願い事を叶えてくれる魂であり、場所でもあります。

1つの小さな社に二柱の神様が祭られています。
奥宮へとむかいます。

この川に必ず神様が出てきます。
女性神です。
是非、御神体の川の水に触れてみてください。

御神気をしっかりと感じることが出来ると思います。
キリっとした感じです。

奥宮に入ります

様々な社があります。

感謝の気持ちを申し上げます。

いつも、来させてくださってありがとうございます、と。

ここが、奥宮です。

貴船神社は、良くも悪くも古い神社の特質を顕著に持っています。
まず、貴船神社は 人を選びます。
神社が人を選ぶ、とは不思議かもしません。
しかし、神社から視て、嫌な人は来させなかったり、願い事にそっぽを向きます。
貴船神社に合わない方は、あまり、居心地が良いと感じないのです。
そして、御神体がまさに古い形をとっています。
伊勢神宮、出雲大社、大神神社、熊野神社 などと全く同じです。
つまり、御神体が
山=男性
川=女性
を表しています。
貴船神社は、荒霊は、大國主です。
つまり、小さな社を通じて、後ろの山を拝んでいるのです。
山は、昔は、薪、食べ物と大切な場所でした。
また、川もです。
古い稲作前の神様は、基本
山=男性神=大國主=ヘビ
川=女性神=瀬織津姫
です。
大國主は、「日本書記」にのみ出てきます。
「古事記」では、おおなむち・ヤチホコなど、様々な名前があります。
「古事記」に出ている出雲の王を纏めて、「日本書記」では、大國主としたのです。
稲作が始まります。
王も、出雲から、大和政権に替わります。
そして、神の名前も替わります。
山から太陽が昇り、仕事を始めます。
川から水を引き、田畑を潤します。
山から昇る太陽が神に。
水から稲穂が神に。
太陽=男性神=天照(内宮)
水=女性神・男性神=豊受大御神(外宮)・受御霊・魂依姫・稲荷など。
神様の名前は替わります。
古い神社は、必ず
山 と 水
があります。
伊勢神宮は、内宮は後ろの山と五十鈴川。
外宮は、多賀宮(山)と五十鈴。
大神神社は、後ろの三輪山と近くの川。
上賀茂神社は、後ろの山と山からながれる川。
伏見稲荷ですら、後ろの山と手前の川です。
他に 石上神宮のように、横の山と滝のような組み合わせもあります。
山  と  水
これこそが、古来、日本人が神と崇めたものです。
そして、俗にいうパワースポットでもあります。
北野天満宮のように、怨霊信仰心や、後に勧進した、社には明確な山がなかったりします。
古い時代から、ある社には必ず
山   と   水
があります。
それは、古代人にとり、命の源であり、生活に必要不可欠だったからです。
山が森
に替わる神社も、平野部では作られます。
鹿嶋神宮・香取神宮などは、
森  と  水  です。
また川の合流点は氾濫をよく起こすことから、恐れられました。
下鴨神社・熊野神社です。
森  と  川
が御神体とされました。
川の氾濫は、神の怒りと考えられ、神様と感じたわけです。
是非、神社を参拝なさるときは、ご覧下さいませ。