今を遡ること、30年前。
ある先生から言われたことがあります。
当時、共産主義は崩壊していました。
しかし、家庭教師の先生は、
「計画勉強は成り立つ！」
と熱く説明してくださいました。
先生は進学校出身で、国立大の先生でした。
その当時、私は首の骨をおり、九死に一生を得たものの、リハビリの毎日で、中学校には行っていませんでした。
私は、どの塾でも、テストで落ちたり、他の生徒に迷惑がかかるからと、断られて、家庭教師をつけてもらいました。
この先生は非常に生徒想いで、根気よく説明してくれました。
高校は志望校には入れなかったけど、先生からの教えを学んで、高校時代、自分なりに立て直して勉強しました。
そして、大学は志望校に入れました。
家庭教師の先生の性格と違う点が、私にはありました。
私は気分屋で、１日10時間勉強しても、次の日はやる気がないなど、「計画勉強」は無理でした。
そこで、勉強スタイルを変え、「模試で、日本で１番を目指す、進学校と生徒と闘う」という、資本主義のような「競争原理」と、自分なりの「イノベーション」を取り入れたことです。
予備校の講師時代の経験から、受験生には勉強方法ばかりを探している人がいます。
しかし、その時間があれば信じた勉強方法を１ヶ月でもしてみて、模試で成果をみたり、自分に可能な勉強方法かを試してみるとよいと思います。
最後に勝利するのは「熱い心」と「自分を信じること」です。
受験生は志望校を意識する時期です。
偏差値からではなく、自分が行きたい学校に志願し、闘ってみてください。
自分の行きたい学校に合格して行くことは、自信に繋がります。
また、自信から卑屈にならず、自分の無限の可能性を追求できます。
過去を嘆いたり、後悔を残し過去にとらわれるのではなく、今を充実させ、今を満足に生きるため、少しでも前進・チャレンジして見てみるのもいいと思いますよ。